フリーエージェントな人生♬
今までもそしてこれからも雇われずに生きてゆくおやじのブログ
軽貨物配送

配送業は何を選ぶ?Part.4

配送業を選ぶ際のポイントを書きます。
今回は会社直契約か委託会社所属かという問題です。
例えば、大手配送会社(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵政、西濃運輸などなど)の場合、配送業を始めたての人が直で業務委託契約するのは難しいかもしれません。契約する会社から見たときに一人の場合だと急に休まれたり、その日の荷物が多くて一人で回り切れないときに会社側に負担がかかるからです。

委託会社に丸投げしていれば、万が一そのようなときでも、委託会社内が責任をもって代わりのドライバーで穴埋めしたり、サポートしたりして会社に負担をかけることがないためです。

委託会社に所属するメリット・デメリット

初心者のうちは委託会社に所属することから始めることが多いと思いますが、これはメリットとデメリットがあります。

メリットとしては・・・
初期の不安な時期に先輩ドライバーが色々と教えてくれる。
軽貨物車のレンタル制度があるので体一つで商売を始めることができる。
宅配や企業配、スポット配送など色々な仕事を斡旋してくれる。

デメリットとしては・・・
売上から手数料、管理費等が差し引かれる。

やすぼんも何もわからず未経験でこの業界に入ったときは委託会社に所属しました。
全く初めての業界でやり続けることができるかどうかすらわからなかったので、車はレンタルにしてもらいました。月々のレンタル料30,000円+任意保険料15,000円、合計45,000円。
それ以外に手数料として売り上げの15%控除、事務手数料が月に5,000円でした。

所属する委託会社によって車のレンタル料や手数料等はマチマチですので比較してみるのもいいでしょう。

誰でもできることを誰でもできないレベルでやる

もう一つ大切なことを書きます。
動物行動学で「インプリンティング」という言葉があります。「生まれたばかりの雛鳥が最初に見たものを親鳥と思う」という現象で「刻印づけ」「刷り込み」とも表現します。
これは配送業にも当てはまります。自分が最初に属した会社、接した人の仕事に対する姿勢、配送品質が自分の基準になります。

他の業界と同じくこの業界にも「品質」があります。
接遇・・・接客技術
早配・・・指定された時間より早い時間に配達すること
遅配・・・指定された時間より遅い時間に配達すること
誤配・・・違う住所に荷物を届けること
無断持出・・・荷物の積込み時に正規の処理をせずに荷物を持ち出すこと
住居侵入・・・オートロックマンション等で居住者が不在時に勝手に侵入すること
交通クレーム・・・違法駐車や迷惑駐車等
などなど。。。

配送の仕事はただ単に荷物を届ければいいのでなく、こういったルールを守りながらお客様が気持ちよく安心して荷物を受け取ることができるための「サービス業」です。

一見、誰でもできる仕事に見えますが、誰でもできないレベルの仕事ができるようになるには少し時間がかかります。

やすぼんの場合、最初に大手宅配会社に放り込まれた時も半日横乗りをしてもらって、午後から一人でデビューでした。そこから自分で試行錯誤しながらノウハウを身につけてきたような気がします。
今考えると恐ろしく非効率なやり方をしていたなぁ~。



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やすぼん
このブログは人生の大半を自営業者として生きてきたやすぼんの日常を書いてます。