配送業の仕事を選ぶ時にやすぼんが考えるポイントを書きます。
前回に書いたように選ぶ基準は自分にとって大事なことが最優先になると思います。
家族との時間を大切に考えるのであれば、収入よりも自由になる時間が多い方がいいでしょうし、逆にできるだけ多くの収入が欲しい人にとっては、自由な時間よりより多く稼げる可能性がある仕事を選んだ方がいいでしょう。
そういった個人の価値観を最重視しながらも、それ以外の事で選ぶポイントを書いてみます。
配送業のリスク
リスクという言葉を聞いたことがあると思いますが、リスク=危険ではありません。
リスクとは不確実なことが起こる可能性が大きいということです。
例えば、車を運転しなければ交通事故の加害者になることはないですが、運転の楽しみは享受できません。逆に車を運転すれば交通事故の加害者になる可能性がありますが、自分で運転する喜びも味わえます。
そういった意味でも配送業にもリスクがあります。
リスクを理解した上で自分の目的を達成するためにどれだけのリスクを取れるかを判断するのがいいと思います。
配送業を選ぶ時に考えるポイント~売上~
・売上(収入)土日休みで月に22日稼働するとした場合
●企業配
企業配は多くの場合、日当制となります。
日当×1か月の稼働日数=売上(収入)
12,000円×22日=264,000円
15,000円×22日=330,000円
●宅配
宅配の場合は、出来高制が多いです。
荷物一個あたりの配達単価×1日の配達個数×1か月の稼働日数=1か月の売上(収入)とな
ります。
150円×100個×22日=333,000円
170円×200個×25日=850,000円
比較してみるとより多くの収入を期待するなら宅配ですね。
単価は諸条件で変動しますし、1日の配達個数(業界では配完数と言ったりします)も配達
エリアや個人の能力により変動します。
※ここでは簡単にするために消費税については税込みで書いています。
次回は収入面以外の配送業のリスクについて書きます。